【初耳学でギフテッド】ピアニスト紀平凱成(きひらかいる)の幼少期やプロフィールは?

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こんにちわ。Tanaです。
3月5日放送の林修先生の『日曜日の初耳学』で、【初耳ギフテッド】が新企画としてスタート
します。そこに出演する、今話題のピアニスト紀平凱成(きひらかいる)さん。
色白であどけない少年のような顔立ちの紀平凱成(きひらかいる)さんが作曲する楽曲の美しさ、音の透明感はギフテッドだからこそなのでしょうか?
皆さんが気になることを調べてみました。

紀平凱成(きひらかいる)のプロフィール

画像元はこちら

紀平凱成(きひらかいる)

  • 生年月日:2001年4月2日(現在21歳)
  • 出身地:福岡県福岡市
  • 両親:父 紀平延久 母 紀平由起子  
  • 名前の由来:イルカのように自由に人を幸せにできるような人になってほしいという
          両親の思いから名付けられた

イルカはとても知能が高いことで有名ですが、音楽的教養を兼ね備えているんだそうです。
イタリアのパドヴァ大学の研究チームがバンドウイルカにクラシック音楽を聴かせたところ、
「仲間に対する友好的は行動が増加し、社交力がアップする」ことを発見したという
研究結果があります。ご両親はこのようなイルカの音楽的教養をご存じで
『かいる』さん
と名付けたのかもしれませんね。

ピアニスト紀平凱成(きひらかいる)の経歴

大学を卒業してからシンガーソングライターを目指して活動していた母の紀平由起子さんと
ギターを演奏する父の紀平延久さん。

音楽好きなご両親だったため 紀平凱成(きひらかいる)さんは物心ついたころから
楽器に囲まれ、ご両親と一緒に楽器を鳴らしたりしながら育ったそうです。

紀平凱成(きひらかいる)さんが音楽の道に進んだのは 音楽好きなご両親のDNAと
その家庭環境にあったのですね。
余談ですが、全盲のピアニスト辻井伸行さんも、クラシック好きなお母様 辻井いつ子さんが
部屋でかけていたショパンの『英雄ポロネーズ』のCDに生後半年で反応したわが子の才能に
気づいたことが始まりだったと言われています。

家庭環境、そして子供の個性や才能に気づく親の愛が子供の人生を大きく動かすのですね。

2004年(3歳):自閉スペクトラム症と正式に診断
2008年(7歳):ピアノを弾く人になると自分で宣言!
2015年(14歳):東京大学と日本財団「異才発掘プロジェクト」第1期ホーム・スカラーに選出
2017年(16歳):国立音楽院在宅中にトリニティ・カレッジ・ロンドンの検定試験に合格
        &同大学の学士資格取得
2018年(17歳):全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会ピアノ部門審査員賞受賞
        同年、日本クラシック音楽コンクール全国大会入賞
2019年(18歳):浜離宮朝日ホールでデビュー・リサイタル、同年「Miracle」でCDデビュー
2020年(19歳):第3回服部真二音楽賞(Rising Star)受賞
        東京2020パラリンピック開会式 楽曲演奏
2022年(21歳):国立音楽院卒業
2022年(21歳)より2023年にかけて紀平凱成(きひらかいる)コンサートツアー
コンサート情報はこちら

トリニティ・カレッジ・ロンドンとは
トリニティカレッジロンドン(TCL)は、英国ロンドンに本拠を置く試験委員会であり、
世界70か国以上で 舞台芸術と英語の学習と教育の幅広い分野にわたる学位と卒業証書の
資格(大学院レベルまで)を提供しています。
トリニティカレッジロンドン(TCL)は音楽理論と、さまざまな弦楽器、歌、ピアノ、
電子キーボード、金管楽器 木管楽器 打楽器での演奏のための段階的な音楽資格を
提供。採点は初期の成績から始まり、難易度が上がるにつれて成績1から成績8まで番号が
付けられ、候補者は、楽曲の演奏、音階などの技術的作業、サイトリーディングや即興などの
サポートテストの3つのカテゴリーに分類されます。
候補者は1から100までのスケールで評価され、60が合格点です。
引用元:こちら

幼少期の紀平凱成(きひらかいる)

今では、作曲活動、ピアニストとしての活躍に加え、『羽鳥慎一モーニングショー』
『ザ! 世界仰天ニュース』『スッキリ』『首都圏情報ネタドリ!』など数々のTV番組でも
取りあげられ話題を呼んだ紀平凱成(きひらかいる)さんですが、幼少期はどんな
子供だったのでしょうか?

絶対音感

物心つく前から一度聞いた音を即座に再現できるなど、絶対音感を備えていたという
紀平凱成(きひらかいる)さん
聞こえてくる音楽(携帯の着信音やテレビCMの音楽、アニメのテーマソング)を耳コピして
演奏したり、アレンジもできたそうです。
またギターのコードを勝手に調整することもできたとか!
作曲はほぼ独学で、楽器を使わずにメロディを頭の中で完成させ、譜面に写していくスタ
イルだそうです。

驚異的な記憶力と能力

その1:5歳で√(ルート)の計算を始めた
その2:一度通った場所の地図や英語の歌詞などをまるっと暗記することができる
その3:過去のスケジュールを分単位で記憶することができる
その4:数十年前の曜日などが瞬時に答えられる
その5:自由帳には難解な漢字や熟語、複雑な計算式、楽譜であふれかえっていた

が、思春期を迎えるころから聴覚過敏に視覚過敏が加わり、外出はもちろんのこと、
自分が弾いた音に反応して、ピアノの練習もままならなくなります。
食器の音や街の喧騒、社内放送などにも過敏に反応してしまったとか。
視覚過敏が加わったことで、人の視線などが気になり、15歳のときに行われたプライベート
コンサートでは目をほとんど開けられなかったそうです。
母の由起子さんはこの時には絶望を味わい、紀平凱成(きひらかいさんのピアニストという
夢をあきらめかけますが、カイルさんはピアノに向き合い続け、これらの過敏を克服して
いったそうです。

聴覚過敏、視覚過敏・・・。文字列を見ただけでも、それがどんなに精神的に辛いことなのか、
生き辛いことなのかを想像することができます。
自らその壁を乗り越えたからこそ、その先に素晴らしい人生が開けたのですね。

ギフテッドとは?

ギフテッドの意味

平均より著しく高い知的能力を指す用語
多様な定義が存在する子供の特性であり、学校での教育内容に差をつける理由となる。
ギフテッドの特性は成人後も持続すると考えられ、英才教育に関する過去100年間の長期的
研究で様々な結果が報告されている。子供あるいは成人においても、一般に広く受け入れら
れているギフテッドの定義は存在しない。

しかし、学校への入学許可の決定や個人の生涯を通じた長期的研究の多くは、上位2.5パーセ
ントの知能指数(つまりIQ130以上)を持つ人々を対象としている。
また、ギフテッドの定義は文化によっても異なる。
刺激への激しい反応や敏感さ、自己批判能力、高い精神性や感情性といった、より高い人格へ成長する潜在能力も含まなければ、ギフテッドの定義としては不十分だという意見もある
引用元:Wikipediaより一部抜粋

ギフテッドの有名人(日本人)

北野武さん
松本人志さん
宇多田ヒカルさん
所ジョージさん
ロザン宇治原さん
マシ・オカ(岡政偉 おかまさより)さん
中田英寿さん
三瓶さん
大川翔さん  
などの方々(まだまだいらっしゃるようですが)が、ギフテッドではないかと
言われています。

ギフテッドの有名人(外国人)

アルベルト・アインシュタイン
ローワン・アトキンソン
クエンティン・タランティーノ
シャロン・ストーン
ビルゲイツ
などの方々の名前が挙がっています。

日本と海外とでは ギフテッドの定義も違うようですので、こうして並べてみると
確かに定義が同じではないと感じました。
海外に比べ、遅れを取っている日本も「ギフテッド」と呼ばれる特異な才能を持つ児童
生徒への支援策が23年度から始まるそうです。

まとめ

今回は『日曜日の初耳学』に出演するピアニスト紀平凱成(きひらかいる)さんのプロフィール、
幼少期、またピアニストとしてデビューするまでの経歴について調べてみました。
現在、まだ21歳の紀平凱成(きひらかいる)さんの華々しい活躍の裏には、【ギフテッド】という
能力の高さゆえの身体的、精神的な苦悩、そばで支えられたご両親の愛情があったことが
分かりました。

まだまだ日本で認知度の低い【ギフテッド】についても、2023年度から児童への支援が
始まるそうです。【ギフテッド】の方々がその能力を生かして活躍でき、そうでない人達
の理解が今以上に深まっていくとよいですね!

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